頭の中の整理のためのブログ

日常で感じるはてなを、自分なりに論理立てる訓練の為の記録

デザインとアートの違いについて

最近のオリンピックに関係するデザインのパクリ問題に刺激されて、頭の整理。

デザインとアートは違う。

何が違うかというと、
デザインは主にクライアントワーク、デザイナーはコンサルタントで、
アートはパッション、アーティストは表現者だと思う。

デザインには解決すべき課題があり、その課題解決にお金をはらう顧客がいるから(あるいはいると思われるから)その作業自体が発生する。

アートはなかばマスターベーションで、誰が買おうが、買わまいが、表現したい事や、問いたい事を、我慢できずに吐き出してしまう結果だろうと思う。

で、最近良く論じられる
このデザインは好き、嫌い
という発言に対し、感じるのは
「アートの好き嫌いなら分かるけど、このデザインに関しては、君、クライアントちゃうで」
と。

最も違和感を感じるのはデザイナー批判から、デザイン批判に行く人。
「このデザイナー、もともと胡散臭いと思ってたし、それにこのデザイン、全然かっこよくない」
に対しては、
「いやいや、貴方が胡散臭いと思ってようがなかろうが、その人はその分野で顧客に価値を出して生きて来たし、美しいかどうかよりも、お客さんが満足すればええんでっせ」と。

ただ、よくよく、よくよく考えると

「デザインはクライアントワーク」

なることが正ならば

最近のドタバタで、クライアントが苦境に立っているのならば、それはデザイナーの仕事としてはまずかったんだろうと。

要は
クライアントを満足させること、
デザイナーのやるべき仕事だと思いますので、

デザインの見た目が好きなのか、嫌いなのか、ではなく、クライアントの望む結果は何で、なぜそう出来なかったのか、という観点で一連の事件に意見するのが正論だと思います。

なお、最後に個人的な意見ではありますが
スタジアムもロゴも、なんのために必要なんでしょうかね?

両方とも、本当の本当はいらないもののような気がします。

そういう意味ではアートなのかもしれません。