頭の中の整理のためのブログ

日常で感じるはてなを、自分なりに論理立てる訓練の為の記録

本を読む目的の整理

お勧めの本を聞かれることがあったので、何を勧めるか迷い、それをきっかけに本を読む目的について整理。本を読む目的によって、勧める本が違ってくると感じたので。

 


目的① 知識を得るために読む
 人事政策やマーケティングなどの仕事に使うものから、トライアスロンやキャンプの入門書など(自分が知らない)知識を得るために読む。
 この種の本は、自分が置かれた状況合わせて自分で選択する事が多い。個人的には経営に関するロングセラーな名著か、歴史に関する本を選ぶことが多い。

 

 経営に関する名著と言えば、たくさんあるけど自分にとってはこれ。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

 

 

 

目的② 頭の中を整理するために読む
 予めなんとなく分かっていることを、言語化するために読む。だいたい分かっていたり、行動できていることについてでも、表現が上手い人が切り口鮮やかに表現してくれていると、自分も更に認識しやすいし、人にも説明しやすい。
 この種の本は、話題になってる本の中で興味があるタイトルの本を選ぶことが多い。また、自分が信頼している人がSNSで推薦している本は、思考の癖が近いのか、この種の気づきが多いような気がする。

 

 自分にとってはこれ。

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

 

『嫌われる勇気』とかもこれに近い。

 

 

目的③ (実際に会う人の)人間理解のために読む
 会う予定がある人や、チームに新しく入った人について、その人を知るために読む。会う人が書いた本を読めば、その人が大事に考えていることや、経歴、好きな言葉づかいなどがあらかじめ分かって、話を進めやすい。
 新しく加わったチームメンバーが好きな本を知れば、その人が好む物語性や、どういうことに感動するのかを知れるので、会話をしやすくなる。なお、この観点では映画でも同じことが出来る。

 

 自分にとってはこの本。ちょうど仕事がうまくいかなかったときに読めたのがよかった。きらびやかに見える筆者の経歴の隙間にある挫折を知り、自分に当てはめることですごく勇気づけられた。通常、おすすめを聞かれた際には、自分自身の価値観を伝えるために紹介することが多い。

挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)

挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)

 

 

 

目的④ 純粋なる楽しみとして読む

 目的①~③で読んだ本の中で、特に面白かったものは参考文献に手を伸ばす事がある。で、その本自体が①か②に当てはまらなくても、物語として面白ければ、最後まで読む。

 

 自分にとってはこの本。ロシア文化を垣間見るだけでなく、そこにいる人たちが経験した歴史やそれによる葛藤の描写がすごく生々しくて圧倒される。ロシアを知るという①の目的で読み始めたけど、最終的には④の目的で大満足。必読の名著だと思う。

オリガ・モリソヴナの反語法

オリガ・モリソヴナの反語法

 

 

 

なお、最初の1章くらいを読んで、自分に合わないと感じた本は読むのをやめます。

 

以上。